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2018年4月17日 (火)

若い頃は、狂ったように化粧品に投資していた。
というのも、とにかく「美肌」になりたかったから。
高校卒業後、上京してからの慣れない一人暮らしで、顔面ニキビヅラ地獄に陥った経験が、
私を「化粧品狂女」に仕立て上げたのだ。

1個1万円の洗顔石鹸を「清水の舞台から飛び降りる」・・・・なんて感覚皆無で、
やたらと目をギラギラさせながら買っていた。で、飽きるとまた次。
そんなふうに次から次へとジプシーするもんだから、
押入れの段ボールは化粧品で溢れかえってる有様だった。
化粧水や美容液、クリーム等など、私、今まで一体いくら化粧品にカネぶっ込んだんだか。
自称「何もしてない」のに「美肌」な女を憎みきってたなぁ、当時は(←ブス・メンタル)。

私がそんな「化粧品ケモノ道」からスッパリ足を洗ったのは、「着物」のせいである。
今年の6月で、着物にハマって丸2年になる。
自分の人生で、「ここにはある程度カネかけてもいい」
「しかしここは、もう締められるだけ締めたれ」
というのが、着物に出会ってハッキリしたというわけである。
とはいえ、アホみたいな金額を着物にぶっ込んでるわけではない。
映画「細雪」に出てくるみたいな着物、私、全く興味ないしなぁ。
木綿とか、家で洗濯できる着物が楽でいい。

で、そんな化粧品狂時代を歩んできた過去があるから、
今、この瞬間、私は驚いている。漫☆画太郎先生の漫画に出てきそうな顔で驚いている。

だって。

私、化粧品を「リピート買い」したのである。
こんだけ化粧品バカだった私が、リピート買いした商品・・・・それは。
ロート製薬の「50の恵」。
ドラッグストアで、確か千円くらい。詰め替え用は千円もしなかった。
その、千円もしないやつを、ポンプ式の容器に、漫☆画太郎先生的顔で、
ミュ〜〜〜・・・・と、絞り入れてたわけである。

「50の恵」・・・言わずと知れたババア向けコスメだが、この化粧品の初代ミューズは、
あの、松居一代であった。「あの」一代、である。
「ディオールのミューズがシャーリーズ・セロン」とか、そういうのと同じレベルで
語っていいものだろうか?
一代がCMでもったいぶった口ぶりで「50の恵み♬」と語る様を見るにつけ、
この化粧品に「よさげ!!」と胸をときめかす女はいるのか?と、私は訝しんでいた。

そんなふうに、「アンチ50の恵」だった私が、どうして、詰め替え用をリピートするまでのユーザーになったか。

ミューズが変わったのである。
50の恵・2代目ミューズ、沢口靖子。
靖子が一代に変わって、2代目を就任したのである。
「・・・・靖子だったら、使ってもいいかもしれない」
私の心は揺れた。
とにかく、化粧品に関してはもう、お金を使いたくなかった。
それで、まず、ネットで「50の恵」の評判を検索。
「今ままでSK-IIに散々カネをかけてたのがバカみたい!!」という、アットコスメの
口コミ(50代女)が私の背中を激しく押した。
思い立ったら吉日。
すぐさま私は、歩いて2分くらいのとこにあるドラッグストアに猛ダッシュで駆け込んだ。
そして、やおら「試用品」と書かれたコイツのポンプ部分をブシュっと押して、
ブツを手のひらにのせ。有無も言わさずグリグリと頬に刷り込んだ。
じっくりと馴染ませ、目を閉じて肌への浸透を確かめる・・・クワ!!(開眼)
「・・・これはイケるかもしれない・・・!!」

こうして、昨年の11月頃から使い始めた、ウチの「50」。
最近になってようやく使い終わったのである、なんともまぁ、コスパよし。
香りに好き嫌いが分かれるかもしれないが、本当にコレひとつで事足りる。

相性もあるかもしれないが、化粧品は「高ければいい」わけではない。
とりあえず私、沢口靖子がミューズでいる間は使い続けたいと思ってる。
そして、あと何年後になるだろうか、靖子の次を引き継ぐ、3代目ミューズが誰になるのか、
実はちょっと楽しみにしてたりするのである。

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