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2018年4月15日 (日)

いきなり10年くらいすっ飛び抜けた

最初にこのブログを書き出してから、いきなり10年くらいがすっ飛び抜けた。
放置してからどんくらいたっただろう。
何故また書く気になったもんだか。
この心境の変化は何か?といえば、子供らが皆、ある程度成長して、精神的な余裕が生まれたからかもしれない。それしかない。ほんとに、光陰矢の如し、である。

子供、4人いるうちの一番上の長女は、4月に大学生になった。
その次は、長男が5年生、次男3年、次女1年。
私はもうすぐ、6月がきたら、あー、49歳である。49歳ってどういうこった。
私は、初めて小学校に行った日の事を今でも覚えている。
初めての登校日、家を出る時に母が「鏡を見ていきなさい」と、小さい卓上鏡を渡してきて、なんか、髪の毛とかなおした。
そして、汽車に乗って(田舎だったので、集団登校で、汽車で隣町の学校に行ってたのだ)
学校の玄関の下駄箱が「なんかクレヨンのにおいがする」と思った事。
そういう事が、何故か「つい、このあいだ」みたいな気がするんだけど、
夫が言うには「それってだから老化だよ」らしい。
トシとると、大昔の事が、ついこないだみたいなふうに思えるんですって。

時代は、すっ飛び抜けて。
私は昨日、ガラケーからスマホに変えた。
イマドキはもう、保護者同士のやりとりは「ライン」なのであった。
で、知り合いのお母さんに会う度に「スマホにしないんですか〜〜?」と言われてた。
機械関係が苦手な私は、そう言われるたびに「ああ、なんとめんどくさい」と嘆いていたのだが、
いよいよ「ライン入って下さい」という無言の圧力に負けて、スマホに変えた。
ラインに入ってないと、連絡事項とかで、周囲に迷惑かけるらしいんである。

初スマホ。
老眼鏡をかけて、おぼつかない手つきで文字入力の練習をする様は、まさに「ババア」。
小学校の教科書みたいな「活用ガイド」なるものを見ながら悪戦苦闘。
「電話をかけてみよう」とか「文字を入力しよう」とか。
まぁ、このへんは我慢できる。しかし、「バックアップ」とか「初期登録」なんて単語が出てくると、
途端にイライラし始めて、思いっきりその「教科書」を鬼の形相で真っ二つに引き裂きたくなった。
老害。しかし「大人なんだから!!」と、その衝動はグッとは抑えた。

で、離れて住んでる長女に、ショートメールを「自力で誰にも頼らず」送ったら、
「ガンバレ!!」と返事が来た。そして「ラインはやってる?」との事。
なんというか、イマドキの若者とリアルに接したような、そうか、世間は皆こうなのかと、
自分が化石みたいになってた事を実感した。

「けっ、スマホなんて!!」と昨晩は酒飲んで荒れてた。
朝起きた時も「スマホの勉強・・・」と、鼻にシワよせて、思いっきり臭いもの嗅いだみたいな顔してた。けど、長女に「ガンバレ」と返信をもらって、途端に彼女が身近に感じられて「ちょっと頑張ってみようかな♬」とか思うのは、まったく現金な話である。

とりあえず、こーやって、4月の休日は過ぎてゆく。
片手にサントリーのハイボール。


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