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2009年5月12日 (火)

恐ろしい事

恐ろしい事が起こった。
なんと私が締め切り10日も前に原稿をあげたのである・・・
・・・竹書房の「すくすくパラダイス」。
・・・・・「明日雪でも降らなきゃいいが」という台詞が頭に思い浮かんだ。

ところで、恐ろしいといえば「怪談」。
私は無類の怪談好きであるが、家の本棚に数々の怪談本を収納する時、
必ず気をつけている事がある。それは
「怪談本ばかりを寄せ集めたコーナーを作らない」
・・・・「恐いハナシをしてる時は、必ずオバケが後ろに来てるよ」という
法則にのっとって、要するに「呼んでしまう」空間を作らないようにしているのである。
だから「新耳袋」なんかは「赤毛のアン」と挟むように並べ、
「隣之怪」の隣には「永遠のSM女優・谷ナオミ」を配置し、
「怪談徒然草」と「おまえら行くな」の間には、大久保ニュー姐さんの
「オトコノコのアソコ」を挿入・・・・そして「赤いヤッケの男」の隣に
「おにぎりの丸かじり」などの丸かじりシリーズをねじ込む。それから
「心霊づきあい」の隣には「下流は太る!」、「超恐い話ベストセレクション」の
隣には「黒のブラジャーは捨てなさい。」etc,etc・・・・・。

私が思うに、霊は多分「まぬけ」とか「とんま」に
かなわないのではないだろうか・・・
ある意味それらは「霊の天敵」なのではないか、
と思う出来事があったからこそ、私はそういうふうにしているのである。

大体あれは一体なんだったのだろう、
今から数年前、私はキリコと編集さん達と合計4人で飲んでたのであるが、
ノリにのった勢いで飛び込んだ新宿歌舞伎町の、とあるカラオケボックス。
そこは随分と古くさく、そしてカビ臭い、陰気な雰囲気の部屋だった、
のであるが・・・酔っぱらって超陽気になってる我々は、1ミリも
そんな事が気にならなかった。なんだかもう、とにかく早く歌い出したくて
仕方ないという状態。さっそく酒をたのんで、続々と曲を選んで入力。
「Theかぼちゃワイン」(若い人は知らんよな)等、ギャースカみんなで
歌ってたら、とたんに卓上のグラスが「パリーン」と弾けて割れた。
「何!!??今の何!!??」当然皆、一瞬目が点になったが
「あ、この曲アタシ!!」と、
キリコがタイムボカンのエンディング曲(オレたちゃガイコツ♪)を歌い始めて、
まるでそれは「なかった事」のように忘れ去られ。
またみんなで歌ってたら、今度は編集の女の子が首にしてたパールのネックレスが
「パーン」と弾けとんだ。「何!!??今の!!キャー!!!」
一応騒ぎはするのだが「キリコ、なんだよこのバカな選曲(笑)」などと
爆笑しながら歌ってるもんだから、・・・・・霊にとっては相当
「ヤな客」だったのではないだろうか・・・?やはり「出る」からには
それなりに怖がってもらわないと、おもしろくないだろう。
だから、霊からすれば、この時の我々は、本当にムカつく奴らだったと思う。
そして我々は、今もこの話を「笑い話」にしちゃってるんだから。

今でも私は怪談を読んでる時、ちょっと恐くなってブルっときた時は
「ほんげげぼんべぇ〜〜〜」とか、わけのわからないセリフを言って
アホみたいな顔をわざと作って邪気払いをする。そう、
「まぬけ」「とんま」は最強のお札代わりになるから。
って、来月40歳になる女のやる事か、これ。

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