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2007年6月

2007年6月30日 (土)

そっくりさん

先日、布団の上に腹這いになって、キョロっとした顔で、
こちらを見上げている「愛犬・ペソ」を見て、飼い主の私は思った。
「あらっ、ぺっちゃんアンタ!!なんかちょっと、リア・ディゾンに
似てるんじゃないの!?」
リア・ディゾンは今月号のViViで、「リアは絶対ネコ派!!」とインタビューに
答えていたが、残念ながら、すごく犬っぽいような気がするんだけど。
ニュー姐さんに「ペソ、リア・ディゾンに似てない?」と聞いたら
「なんか分かる、それ。」って爆笑してたしなぁ。

そして、先程。
茶の間で、ベランダの方を向いて夕涼みをしていたペソ。
くるっと私の方を振り返った顔を見て、飼い主の私は思った。
「あらっ、ぺっちゃんアンタ、今のその顔!!
なんか、菊池凛子に似てたわよ!!」
私にそんな事を言われても、どこ吹く風なペソ・11歳・メス・雑種。
最近、膀胱炎とかになってしまい、抗生物質の薬飲ませてるんだけど、
尿漏れとかするもんだから、今日、初めて「犬用紙オムツ」の
お世話になってしまった。早く良くなるといいんだけど。
それに、脚に出来た悪性腫瘍をどう手術するかで、なんか色々で、
あー、トシはとりたくないよねぇ。長生きして下さい。
目に浮かぶのは、初めて会った時のペソ。
産まれてまだ1か月でベチャ〜〜とした顔の赤んぼだった。
ペソは私んとこに、もらわれてきて幸せだったんだろうか?
なにせ、引っ越しばっかししていたし、私。

ところで、こないだ電車に乗ってた時。
新作映画のポスター(タイトルは忘れた)の、車内吊りが貼ってあって、
ポスター中央部分に、「松田龍平」の顔写真が大きく載っかってたので
「へえ〜〜〜、これは松田龍平が主演の映画か。」と思ったらそうではなく、
よくよく見たら、その顔は「田中麗奈」の顔だった。
あの二人は、けっこうなそっくりさんである事に、この時初めて気が付いた。


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2007年6月20日 (水)

そして仕事の日々

6月22日号の婦人公論。表紙の写真を見て
「あら?シガニー・ウィーバー?」と思ったら、寺島しのぶだった。

ところで、サントリーの烏龍茶のCMなのだが。
あの、透明度の高い美しい姉妹の出てるCM。
あれを見るにつけ「本当に中国には、あんな姉妹がいるのだろうか?」と
思ってしまう今日この頃。なにせ最近の中国のニュースは
「動物虐待」「歯磨き粉に猛毒」「鍋や機関車トーマスから鉛」
「偽物横行」など、ろくな話題がない。全て、こすっからいというか
ケチくさいというか、そんなニュースばかりである。
だからである。「こんなニュースが横行してる中国に、はたして
本当に、あんな透明度の高い美しい姉妹はいるのか?」
そう、疑問を持ってもおかしくはないだろう。
だから、あのCMが、どうしても、嘘くさく感じられてしょうがない。
正直言って、個人的には「あの一連のCMは、よーするに、
日本人が作り上げた、いわゆる中国、てゆうか、なんか、とにかく
そーゆうやつなのではないか?」と思ってる、今日この頃。

ところで、「妊婦用のパンツがバカデカイ」のを世の中の
子供を産んだ事の無い男女は、あまり御存知ないだろう、だから、今日、
その事実をここに書き記しておこう、「妊婦用のパンツはデカイ」。
そのデカさは、そこに脚を通したら最後、「もう二度と、
オンナな私には戻れないのではないか?」と、躊躇してしまう程にデカイ。
今回、二度目の妊娠で分かったのだが、無印の妊婦用パンツは
ことのほかデカイ。(ような気がした。)
なにせ、パンツを「履いてる」というよりも「着ている」みたいな
そんな感じなのである。アンダーバストあたりまで深さがあるんだから、まるで
パンツと腹巻きが合体したみたいな、そんなシロモノなのである。
「何かを得るには、何かを手放さなければならない」という
格言が、おもむろに頭をよぎった、今日、この頃。

そして、友人の魚喃キリコは「苦しくないと恋してる気がしない」
そーゆうタイプの女だが、女とゆう生き物自体、
「激しくないと生きてる気がしない」
そおゆうサガを持ってるのではないだろうか、と
妊婦になってから、ふと考えた、そんな今日この頃。


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2007年6月15日 (金)

38歳

38年前の今日、昼間くらいに私は産まれたらしい。
今日、私は38歳になったのであった、すごいなぁ、あと2年で
40歳だもの。なんか、おもしろそうだなー。いや、今が一番幸せだよなー、
若い頃になんて戻りたくないもんなー。
半月くらい前、渋谷で昼間、ハンバーグ屋みたいなとこで
みんなで赤ワインとか飲みながら肉食ったりした時に、
あやが、普通な顔して「あたし、今が一番幸せだな〜〜。」って、
さらっと言ったんだけど、そしたら一緒に肉食ってたニュー姐さんとか、おたかも、
「あたしも今が一番幸せかも〜〜。」ってなんか、普通な事ってかんじで、これまた
さらっと言ってて、それを聞いた私は、自分の友達がみんな、
そういう事をそんなふうに言える人達で、それがなんかすごく嬉しくかった。
だーって、「あ〜〜、昔に戻りた〜〜い!!あの頃が一番良かった〜〜〜!!」
なんて言う奴がそばに居るのは、絶対やだよなあ。私は、そんなヤツと
友達になんてなりたくないよ。私の大事な友達の人達は、なんかみんな
いいトシの取り方すると思います。いつまでも皆さんが元気で幸せでいますように
わたくしアビコ、草場の陰から祈らせて頂きます。

そんなわけで誕生日だが、しかし、「誕生日+つわり+仕事」ってゆう足し算は
一体どういう答えが出るんだろ。答えは「逆ギレ」とか?もしくは
「フテ寝」とか?「逃亡」「号泣」「過食」「ヤケ酒」「発狂」・・・なんか
ろくな答えが思い浮かばない。
1年前の今日、1年後に自分が妊婦になってるなんて
ハナクソほども、思ってなかった。人生なんて全く思い通りに
いかないもんだ。死ぬ時、ご臨終の時に
「思い通りにいかないから、おもしろいんだけどねぇ。」
なんて考えながら死んでいくんだろうか?

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2007年6月14日 (木)

メシに救われた

きのうの日記に「つわりで死にたい」みたいな事を書いたら、
フィーヤン担当編集・のぶえから励ましのメールが届いた。のぶえも
つわりには随分と苦しめられたらしく、でもとにかく安定期に入れば
楽になるから頑張れとの事が書いてあった・・・ありがとう、のぶえ・・・
マリエ、もう死ぬなんて言わない、もう大丈夫、だってさっき外で、もの凄く
うまい昼メシかっくらってきたから・・・のぶえ、そのメシって「すた丼」てゆうんだけど
のぶえは食った事ある・・・?

てなわけで「すた丼」。店の名前が「伝説のすた丼」てゆうんだけど。
文字通り「スタミナ丼」の略であるが、発祥は国立(くにたち)とのこと。
チェーン店が色んなとこにあるらしく、私が行ってきたのは、早稲田店。
豚コマ肉をニンニクと醤油で味付けして炒めたものを、大盛りの白飯の上に
ドカ〜ンとのっけた食い物なのだが、いやあ・・・凄いんだ、なんかもう。
私は、すた丼にカレーもぶっかかってる「すたみなカレー」ってやつを
たのんだのであるが、とにかくもう。アホみたいにうまいんだ、コレ。
隣で食ってた夫も、あんまりにウマくて絶句してるし。ちなみに
夫は「すた丼と小ラーメンのランチセット」をたのんだのだが、
どうも後悔していたようだ。というのも、
ラーメンとセットのすた丼はサイズが小さい。(それでも普通の牛丼屋の
「並」くらいのサイズなんだけど)セットじゃない「普通のすた丼」は、
もの凄いんだ、大盛りで。それでたしか580円とかだったはず。
夫はその、大盛りのすた丼に顔を埋めるようにして、
むさぼり食ってみたかったようである。
そんな訳で肝心の、店の客層だが。
当然のように私以外、見事に全員男。野郎だらけ。金玉づくし。ポコチンばっか。
そして、そのほとんどが、リピーターらしく「セットじゃないすた丼」を
ガフガフいいながらかっくらってる。人によっては、ニンニク臭いそのブタ肉に
さらに真っ赤なラー油もぶっかけてる。凄い絵ヅラだ。
男子校の雰囲気ってこんなふうなのか?
すた丼自体「食ったら、即、勃起に直結」みたいな食い物だから、
そこにいるだけで、空気感染で妊娠してしまいそうな勢いだ。
そして、当然ながら店の店員も凄い。全員、格闘技とかやってそうな面構えで、
背中に「掟」と書かれた黒いTシャツを着用。(ちなみに「掟」の文字は
ぶっとい筆でなぐり書きしたような、豪快な書体)そんなふうに
昼間から異常にボルテージの高い店内&厨房なのだが、その厨房に
「元プロレスラーのような中年の男」がノッソリと現れた。顔は武藤に似ていて
強面だが相当カッコいい。男が惚れそうな男、といった趣である。
「おはようございます!!!」店員達がその中年に揃って挨拶をしている。
雰囲気からして、どうやら店長なのだろうか、とにかく「すた丼の店長にふさわしい」
そんな雰囲気の、「男の中の男」といったカンジの中年男である・・・
喧嘩も強そうだ、器もデカそうだ、そうなると当然、若い連中のケンカの仲裁なんて
赤子の手をひねるようなものだろう・・・そして何より「こんな男の子供が産みたい!!」
と、女だったら(ホモでも)子宮がうづきそうな、そんな凄い男である。
この店は「高校生でもアルバイトOK」な店なので
もし、自分の子供が高校生になった時に
「母さん!!俺、すた丼屋でバイトしたいんだ!!」
なんて、コブシ握りしめて言ってきたら、私は迷う事無く許可するだろう、
なにせこんな店長のいる店だもの。
学校だけでは得られないような、素晴らしい人生勉強が出来そうな環境である。
先輩の店員達も、色んな悩みにのってくれそうな、アニキ肌の若者達ばかりだ。
フーちゃんが高校生になったら、彼女にもすすめてみようか、すた丼でバイト。
そんなわけで、ここまでウマイ「豚肉のっけメシ」があったら
正直、私、もう、牛丼はいらないわ、なくてもいいわ、と、
そこまで思わせた味なのであった、凄いな、すた丼。
「ロハス」とか「マクロビ」とか「メタボリック」とか言ってる輩は
絶対口にしないだろうけど、でも、もったいないなぁ、
一度くらい食ったって死なないよ〜〜〜、って思うんだけど。
つわりで人生もう終わり、死にたいとか言ってた私が
かっくらってみたら、もう一度人生やってみようなんて、そう思った味。
すた丼以外にも、他にも色んなメニューが揃ってるみたいなのだが
多分、他の味も絶対うまいはずである。個人的には
今度はチャーハン食ってみたい。(なんか、スーパーJチャンネルで
紹介されたみたいである。これも大盛り。)

ところで、この文章読む限り、どう見ても
「つわりで苦しんでる妊婦の文章」には見えないな、と思った。
この文章読んで「つわりがますますひどくなったじゃないの!!」なんて
妊婦さんがいたらホントに申し訳ない。でも、すた丼て、ほんとうまいんですよ。


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2007年6月13日 (水)

ツワリな日々・・・

つわりで激しく苦しんでいる状態である。ほんとに、前回は
まったくそんな状態にはならなかったというのに、今回は凄い事になっている。
まぁ、「バラエティに富んでていいのでは?」と、思ったりもしてるが、
しかしこの「つわり」というやつが、想像を上回る以上の訳のわからなさというか
苦しさというか。知らなかった。知人の奥さんが「陣痛とか以前にそれよりも
つわりの事を考えると、もう二度と妊娠したくない」と言ってたらしいのだが
今は、その気持ちがよく分かる。私ももう、二度と妊娠なんてしたくないわ。
前回は「陣痛の事考えると、もう二度と妊娠なんてしたくない」と思ってたのだが。
街中で、ヘッドフォンしながら(音楽聞きながら)歩いてる人を見ると
目がまわってきて吐きそうになるって、どういうことよ。まぁ、今の私は
音楽すら聞けない状態になってるってことである。パソコンもつらいし、
テレビもつらい。読書さえも。(しかし、きのう、布団の中で夜、ムーの最新号を
読んでたんだけど、「新種のUFOが撮影された!!」ってページで
その、ヘンな形のUFO見たら、恐くて眠れなくなりました。)
そんなわけで話はつわりに戻るが、精神状態がやはり「ウツ気味」で
体調が最悪なもんだから仕事が全くはかどらず、どうしたらいいかわからなくなってて
「死ぬ」事ばかり考えてる有り様。「締め切りとツワリを苦に漫画家が自殺」とかって
あり得ない事でもないような気がするが、まったく、ほんとに困ったもんだ。
いや、死なないけども。でも、真面目な人って、こーやって色々追いつめられて
自殺しちゃうんだろうな〜〜、なんて考える日々。
死んだばーちゃん、どうか私を、お守り下さい。お願いします。

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2007年6月11日 (月)

妊娠について

前回、7年前。フーちゃんを産んだ時は「つわり」ってやつには
とんと縁が無かったのであった。「食いたい!!食いたい!!」そればっかしで
道ばたに吐かれてるゲロを見ても「ん〜〜〜、コレは焼きビーフンか。」なんて
焼きビーフンが食いたくなってたほどだった。酒もゼンゼン飲めたのであった。
しかし。今回は、まるで違うのだ。私は今、非常に気持ちが悪い。
これが「つわり」というやつなのだろう。そして、酒の事を考えると
吐きそうになるのだ。信じられない、この私が。赤ワインを想像するだけで
吐き気がするなんて。

この数カ月、なぜか突然、私の中でやたらと
「健康になってやろう運動」が活発化して、健康に関する本を読みあさったり、
アルコール外来通院したりと、なんだか色々忙しかった。どうしてこんなに
自分の中で健康キャンペーンが、激しく稼働してるのかと思ったら。
「妊娠」・・・・・全て、私は「やらされてた」のだ。私の知らないうちに。
腹の赤子に「動かされてた」というか。これまでの健康運動は
私の意志からではなく、これ全て赤子の仕業。そうとしか思えないのであった。
妊娠してるから、アルコール外来行ったりしてたんじゃなく、すべてそれらは
無意識なのだ。突然「あ、酒の病院行かなくちゃ。」って思ったから
行ったわけなのだ。冷え性に関しても、本屋でトートツに「冷え性なんとか
しなくっちゃ。」って思い立って、それで、冷え取りキャンペーンが
始まったというわけだ。

でも、それでも、私って、とにかく、女としてはあんまり出来のいい方じゃない。
妊娠発覚するその日の朝、何か予感があったのだろうか。
「私は妊娠なんかしたくないんだぁぁぁぁ〜〜〜!!!」って泣きわめいてたのだった、
ほんと、朝っぱらから。そしてその後、妊娠検査薬使ったら「陽性」って出ちゃって、
そんでまた泣いたのだった。(パニック泣き)
泣きながら「あー、フーちゃんの時と一緒じゃん、こんなふうになってんの」って
思って、そんな私を見て、夫は困惑するしかないようだった。
自分が妊娠した事実を目の当たりにして、こんな態度しかとれない自分を
ホントに出来の悪い女だな、と思う。そして、こんな私の腹を選んだ私の子供達、
フーちゃんと、まだ腹ん中の子、アンタ達ってヘンな奴らだって、つくづく思う。

そんで、こないだ、腰まで伸びてた髪の毛、バッサリ切ったのであった。
離婚が決まったその日から、私はそのまま、ずーっと伸ばしてたんだけど
妊娠をキッカケに「あ、もう切ってもいいや。」って思って、近所の美容院で
ドバサ〜〜と切ってしまったのであった。床に散らばる、髪の毛のカタマリを見て
「なんで、こんなもの取ってたんだろう?」って思った。押し入れの中に
「いつか使うかもしれないから、取っておこう」って、色々しまいこんでたモノ、
みたいな、そんなモノに見えたのだ。
髪の毛切ったら、なんか「あー、ようやく離婚終わったんだ」って気分になれた。
「再婚じゃそーゆー気分になれないのかよ」と、つっこまれそうだが、そのようです。
ニンゲンの命とかが、かかわるよーなことじゃないと、私というニンゲンは
なかなかフンギリがつかないようです。それは多分、私の新しい夫も
そう思ってるんでは?と思うのですが、どうだろう?

生きてると、色々めんどくさい事とか、とにかくもう、あーだこーだと
色々あるんだけど、でも、それでもコレが、なんか意外と結構おもしろいから
だから、とりあえず早く産まれておいで。産まれてみなよ。
と、私は腹の中の赤んぼに、そう言いたいです。てゆうか、言ってみた。


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2007年6月10日 (日)

昨晩の土曜ワイド劇場

どうでもいいことなんだけど。しかし「サスペンス劇場好き」としては
どうしても触れておかなければならないような気がして、こうして
筆をとった次第である。
昨日6月9日の土曜ワイド劇場。主演・橋爪功。
「天才刑事・野呂盆六〜スワンの涙〜本庁のコロンボVS美人編集者」
・・・・どうだろう?このタイトル。特別、サスペンス劇場に思い入れのない人
から見れば、なんてことはない、ただのサスペンス劇場のタイトルにしか見えない
だろう。しかし。「サスペンス劇場が好きでたまらない」そんな輩の目には
このタイトルは「ちょっといかがなものか」に映るのである。
なにせ冒頭から「天才刑事」だもの。今までのサスペンス劇場には、こんな
「そのまんま」なフレーズは絶対に使われなかったと思う。
なにかしら、クスっとしてしまうような、そんな「ひねり」が加わってた。
例えば、「お祭り弁護士」とか「はみだし弁護士」「ラーメン刑事」「おばさんデカ」
「弁護士芸者」「盲人探偵」「車椅子の弁護士」etc,etc・・・・・
サスペンス劇場の醍醐味って、この「フレーズ」にあると思うんだけど
今回のコレって、まんま「天才刑事」・・・どうなんだ?そして
私が眉をしかめたのはコレだけではない。「本庁のコロンボ」というフレーズにも
何かカチンときた。本庁のコロンボ。
これもある意味「そのまんま」なフレーズである。
中村梅雀主演の「信濃のコロンボ」、これだったらサスペンス劇場的なのだ。
例えば「高田馬場のジェーン・バーキン」「江古田のビヨンセ」とか、
こういうフレーズって「いやぁ、ちょっとしたシャレですから」なノリが楽しい
わけである。それなのに「本庁のコロンボ」は、あまりにも、そのまんますぎて
シャレ感が感じられないのだ。
そんなわけで、肝心の内容であるが、橋爪功演じる、天才刑事・野呂盆六。
らくだ色のヨレたコートと背広は、そのまんまコロンボ感ムンムンである。
そして、なにかにつけて、やたらとパシャパシャ写真を撮り、いつも
薄汚い紙袋持参。(この中には、はたから見てたら「なんだこりゃ?」なモノ
なんだけど、盆六的には捜査に役に立ちそうな小物が入っている。)
そして、周りの人間をケムに巻くようなマイペースな人柄に加え
「〜〜〜みゃ〜〜〜」「ずら」「だべさ〜〜」など、アンタどこの出身だよと
つっこみたくなるような滅茶苦茶な方言使い。
これは「子供時代に父親の仕事の関係で日本全国を引っ越しまくってたから、
こんなふうになってしまったんだがや〜。」とドラマの中で本人が説明していたが
これが、事件解決のトリック説明の段階になると事態は一転、突然、流暢な標準語に
なるのである、そんなキャラ立て、橋爪演じる野呂盆六。
パっと見、どうしようもなさそうなヤツが実は凄い奴だった、
なんて設定はよくある事だけど、どうなんだろう、今回のコイツ。
名前からして「愚鈍そう」ではあるが、でも、
最初から「天才刑事」って言われてる状態だから、
脳ある鷹は爪隠してても、何かピンとこないし、肝心の
ラストの謎解きは「素人でも分かるだろう、そんなふうじゃ」ってノリで
ちょっと、お粗末な結果だったような気もするし。
要するに、今回のこのサスペンスは、わたくしアビコ的には
「イマイチ」だったという事である。
やはりサスペンス劇場には「つべこべ言わせない、有無を言わさぬ強引な力技」
のようなものが必要なのではないかと思う。船越英一郎主演の
「火災調査官・紅蓮次郎シリーズ」なんて、ほんとに、強引。
火事に絡む殺人事件を調査する船越演じる紅蓮次郎、キメ台詞は
「俺は火をもてあそぶ奴は許せないんだよ!!」そして、案の定ものすごく
ベタなシーンの連発、河原の土手で、同僚の調査官(宇梶剛士)と殴り合いの
喧嘩とかしてて、でもやっぱり最後は和解して笑いあってたりとか、
「今さらそんなのホントにありかよ」な、シーン連発なのだが
「でもまぁサスペンス劇場だから・・・しかも船越だし・・・」
と、許してしまう・・・そんな強引さが、この「紅蓮次郎シリーズ」にはある。
そしてそれがサスペンス劇場の醍醐味のはずだ。それを考えると
今回の「野呂盆六シリーズ」は残念ながら、その部分が弱かったような気がする。
てゆうか、キャラ作り込みすぎだったんじゃないか?なんてまぁ、
熱く語り過ぎてちょっと疲れた。なんでかとゆうと私は今妊婦だからである。

私、妊婦になっちゃったんですよねぇ。

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